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2022.06.12
散瞳(瞳をひらく)検査について
散瞳とは?
散瞳とは、目薬を使ってひとみ(瞳孔)を大きく広げることをさします。目薬をさして20分くらいすると、「光がまぶしい」「ピントが合いづらい」といった症状が出てきます。この症状はおおよそ4~5時間続きます。検査当日は車、バイク等の運転は避けるようにしてください。
また、点眼薬の効果の現れ方には個人差があり、何回か目薬を使わないと瞳が開かないこともあります。診療時間終了の1時間前(平日17時30分、土曜12時30分)までにご来院いただけますようお願いします。
何のために散瞳するの?
眼底(目の奥)をくまなく観察するためです。そのためには、目の窓にあたるひとみ(瞳孔)を大きく広げる必要があるのです。例えば、以下のような目的で行います。
‐飛蚊症や光視症を自覚された方が網膜剥離などを発症していないか?
‐糖尿病の方が眼底出血を起こしていないか?
‐白内障がどの程度進行しているか?
‐加齢黄斑変性などがないか?
散瞳薬の副作用はないの?
まれですが、薬に対するアレルギー反応が起きることがあります。目がかゆく充血する、ゴロゴロするといった症状が数日続きます。過去にそのような症状が出たことがある方は、スタッフにお伝えいただけますようにお願いします。
本八幡の眼科 津田眼科医院